「国内最高齢のアムールトラ」
名古屋市の東山動植物園で飼育されていたメスのアムールトラ「ルビリン」が20日、老衰で死んだ。
国内最高齢のアムールトラ「ルビリン」(雌、19歳)が老衰で死んだ。92年にデンマークで生まれ、95年に来園。人間に換算すると90~100歳だった。
飼育されているアムールトラの寿命は15歳程度という。
アムールトラはロシアや中国北東部に生息。野生では350~400頭しかいないとされ、絶滅の恐れがある。国内では54頭(昨年末時点)が飼育されている。
ルビリンはデンマークの動物園で生まれ、1995年に東山動植物園に来た。7頭の子を生み、子だくさんとして知られた。ルビリンの子3頭と孫6頭は、現在も国内で飼育されている。
丈夫な歯を持ち、年を取っても食欲旺盛で、死ぬ前日までしっかり餌を食べていた。ゆっくりとした動きが特徴で、高齢になってもよく岩の上に上り、遠くを見渡していた。
某記事から抜擢
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